ちゅうぶん

ちゅうぶん
I
ちゅうぶん【中分】
(1)半分に分けること。 真二つにすること。

「下地(シタジ)~」「今日より後は天下を~して/太平記28」

(2)同等に扱うこと。

「工藤左衛門祐経と匹夫下郎の本多と~の扱ひとはお恨めしい/浄瑠璃・会稽山」

(3)争いなどの和解のために, 中間をとって妥協し合うこと。 またそのような方法で第三者が仲裁すること。 特に, 中世の所領争いの解決法として多く行われた。

「~ニイル/日葡」

(4)中ぐらい。 中等。 中流階級。

「乞食するほどの身体にもならぬもの~より下の渡世をするものなり/浮世草子・胸算用 5」

II
ちゅうぶん【中文】
(1)中国語で書かれた文章。
(2)「中国文学」「中国文学科」の略。
III
ちゅうぶん【抽分】
商品の一部を税として抽出・徴収したこと。 転じて, 税。
IV
ちゅうぶん【籀文】
「大篆(ダイテン)」に同じ。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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